受験体験記く1年目①>

平成15年の行政書士試験にまで話はさかのぼる。
当時、私は自分の将来の方向性について悩んでおりました。

過去の経歴、理系技術職。
仕事は好きでした。

でも、特定の狭い分野でしか通用しない専門職は、よっぽど専門性を高めていれば別かもしれませんが、一度離職するとつぶしがききずらく大変です。特に女性となると、正社員での求人ありません。地域性にも仕事の種類が影響されます。結婚して旦那の仕事の都合で工業が盛んでない地域にいったら、まず再就職困難でありましょう。
派遣社員としてなら、そこそこ仕事にはありつけそうでしたが、雇用形態の違いによる会社に対する帰属意識の違い、身分保障の不安定さなど、10年後、20年後と、このまま理系技術職を続けるのにおいて将来性に明るい要素を見出せず、見切りのつけどきだと判断したのでございました。

なかなか正社員として再就職できないという逆境が続いたから、会社に依存しなくても食べていけるようになりたい!と現実に強く考えるようになったのだと思います。

しかしながら、自分から化学をとったらなにが残るか?
なにも出来ないじゃございませんか・・・。

平成14年、年末。
派遣で働いていた会社の契約更新を断り、失業給付を受けることになる。
一時期、ネットショップ起業本とか起業本・雑誌関係を買い込み、研究する。
うーん・・・どれもいまいちピンとこない。
まずは、手に職。
職安で職業訓練学校の案内をしてもらう。
SOHOとして、あわよくば独立できそうなの・・・
ほー、テクニカルイラスト・・・、立体製図ですか。
これでも中学生時代、美術部部長(名前だけ。しかも関係ないし。)しておりましたし、高専時代、ちょろっと製図の勉強してるし、なんとかなるでしょ。これにしときまっか。(私の取得資格に2級CAD検定があるのは、この訓練学校のおかげである)

4月からの入校が決まる。それと同時期に、行政書士の試験勉強をはじめる。はじめは本当に自己啓発ぐらいにしか考えていませんでした。元々、漠然と法律には興味がありましたので。

入学して、訓練内容のレベルに愕然とし・・・不良学生になる。こんなんでいいのか?職業訓練。行政もお金を使う限り、有意義に使ってほしい。多くを語るのはやめときます。
人生についてじっくり考える時間がとれたことには、感謝。

一応、訓練学校へ通いながらも、自己啓発としてはじめた行政書士試験の勉強に、どんどん面白さを感じていく。

10月、
例年並だったら、なんとか受かるかな?というレベルまで勉強し、行政書士試験を受験する。

前年が異様な合格率の高さだったので、問題が難化するのはある程度予想してましたが・・・。

結果、「不合格」・・・残念!

さて、どうしたものかね。

しかしながら、行政書士の勉強をしたおかげで思い出した。

私のやりたかった仕事。

私は「社会の役に立つような仕事」がしたい。

学生時代の就職活動の際、私は「環境」にこだわって仕事を探した。地球を守る手助けができるような仕事がしたいと。

いつの間にか忘れてた。
「公共」に、身近な問題に携われる仕事がしたい。

政治家になれれば一番理想に近いことが実現できるのかもしれないが、そこまで自分に器がないのは知っている。
身の程はわきまえているさね。

「法律」に携わる分野で仕事がしたいな・・・。

私がまだ20代前半とかだったら、翌年も行政書士に挑戦と考えたかもしれない。
しかし、行政書士の試験は、実務では役に立たないことばかり出題されるわけで、合格してからが実務のため本当の1からの勉強のはじまり・・・。
合格後が勝負なのに試験作成者の気まぐれで試験難易度が大きく変化する理不尽な試験に何年も付き合ってる時間ないねん。

一回、見切りをつけて、行書は勉強休止。
勉強したことが実務でもいかせる資格の方がいいやん。
回り道をいっぱいできるほど、そんなもう若くないし。

11月、
社労士受験を決意。

と、同時に通っていた訓練学校も仕事を見つけ次第、退校しようと決意する。訓練内容に沿っていない仕事を志してしまったのに在籍を続けるのは、自分の道徳的認識に反し、心苦しく思っていてストレスになっていた。

市販のテキストをぱらぱら見ていたところ、旦那も興味を示す。
旦那も衛生管理者一種や作業環境測定士などの資格を取得しており、労働基準法や安衛法は、けっこうなじみ深いものだったのだ。
面白そうだな・・・

かくして、旦那も一緒に社労士勉強がスタートする。
(つづく)


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